凍えるように寒い冬も、冷房でカラダが冷えてしまう夏も、季節に関係なく冷え性に悩んでいる人は多いでしょう。冷え性は、多くの不調の原因と言われています。カラダを芯から温めるためには入浴剤を使ってお風呂に浸かることが有効です。この記事では、冷え性を改善したい方、冷えからくる疲労や自律神経の乱れにお悩み中の方に役立つ情報をご紹介します。
- 冷え性に効くおすすめの入浴剤について
- 疲労回復におすすめの入浴剤について
- 自律神経を整えたい時におすすめの入浴剤について
- 冷え性に効く入浴剤おすすめ3選
- ドラッグストアで買えるおすすめの入浴剤について
- 人気のクナイプの入浴剤について
私にとって本当に効く入浴剤:冷え性だから温めたい
季節を問わず、いつも手足が冷たい。冷え性に悩んでおり、カラダを温めて冷え性を改善したいと思ってはいませんか。冬はもちろん、夏場でも、冷房によるカラダの冷えに悩みを抱えている人も多いでしょう。特に女性は冷え性で悩んでいる人が多いと言われています。ある調査では約7割の女性が冷え性で悩んでいるとのデータもあるほどです。男性でも、約3割が冷え性に悩んでいるそうです。ここでは冷え性対策として、いつものバスタイムにおすすめの入浴剤をご紹介します。
(引用元)マイボイス株式会社
冷え性:入浴剤でカラダを温めるには、これが最強!
冷え性の人におすすめのカラダを温める最強入浴剤は、 重炭酸入浴剤です。多くの重炭酸入浴剤は、厚生労働省によって効果や効能が認められた医薬部外品として販売されています。主成分は、重曹とクエン酸です。微細な気泡がやわらかいお湯を作り、カラダを包み込んで芯から温めます。
今回おすすめする重炭酸入浴剤は、普通の炭酸入浴剤と比べて炭酸ガスの濃度が高く、お湯の中で炭酸ガスが重炭酸イオンに変化するのが特徴です。重炭酸イオンのお湯に浸かると、皮膚から重炭酸イオンを吸収し血管が拡張、血行を促進します。血行が良くなるので、重炭酸入浴剤を使用した湯船に浸かると、カラダが芯から温まり、ポカポカが長時間持続するので冷え性対策におすすめです。また、繰り返し使用することで、血管が開きやすくなります。すると、基礎体温が上がり冷え性の改善も期待できます。
さらに、お湯の効果が長時間持続するのも重炭酸入浴剤をおすすめする理由です。普通の炭酸入浴剤は、気泡が大きく、炭酸ガスが空気中に逃げてしまうため、効果は約2時間しか継続しないと言われています。しかし、重炭酸入浴剤から生み出された重炭酸イオンの効果は24時間以上お湯の中に留まると言われており、お湯炊きをすれば、翌日も引き続き効果を実感できます。冷え性に悩んでいる方は、重炭酸入浴剤を使って、カラダを芯から温めて冷え性を改善しましょう。
冷え性の人におすすめの入浴方法
- 季節に関係なく38〜40℃程度のぬるめのお湯に浸かる
- 全身浴で15分・半身浴で20〜30分お湯に浸かる
- お湯に浸かりながら、全身をマッサージ
お湯の温度は、38〜40℃のぬるめに設定します。38〜40℃は、炭酸ガスが溶けやすい温度とされています。また、温度が高すぎると重炭酸イオンの効果が下がるので、注意が必要です。全身浴で15分、半身浴では20〜30分入浴し、ゆっくりカラダを温めます。入浴中は、ふくらはぎを中心に、全身をマッサージしながらさらなる血行促進を目指しましょう。
入浴剤で疲労回復、これが最強!
なんだかカラダがだるい。朝起きても疲れが取れていない。日常的な心身の疲れに悩んではいませんか。そんな方におすすめな入浴剤は、冷え性でもおすすめした最強の入浴剤、重炭酸入浴剤です。疲れを溜めないためには、血流を良くすることが大切です。入浴により、末梢神経が拡張し血行が良くなります。血行が良くなると、疲れが溜まりにくいカラダになり、疲労回復にも効果があるとされています。また、ゆったり入浴することでリラックス効果も期待でき、疲労回復に繋がります。
疲労回復したい人におすすめの入浴方法
- 就寝1時間前に入浴する
- 38〜40℃のぬるめのお湯に20分以上浸かる
疲労回復には、入浴する時間が重要なポイントです。せっかく温めたカラダが冷えてしまう前にベッドに入るようにしましょう。カラダが温かい内に入眠できると寝つきが良くなり、疲れが取れやすくなります。寝る時間を逆算して、就寝1時間前に入浴しましょう。お湯はぬるめの38〜40℃ぐらいに設定し、20分以上湯船に浸かりゆっくりカラダを温めます。
自律神経の乱れを整える:入浴剤おおすすめ3選
人の心とカラダの健康維持のために大切な役割を担うのが自律神経です。自律神経は、末梢神経の一種で、主に呼吸、血液循環、さらには消化など、私たちの意思とは関係なく365日24時間休むことなく働いてくれている神経です。そしてこの自律神経は、さらに交感神経と副交感神経に分けられます。
交感神経ー緊張している時・活動している時
副交感神経ーリラックスしている時・休息している時
例えば、運動時に心拍数が増えたり、血圧が上がったりしますが、これは交感神経が働いているおかげです。逆に、副交感神経が働き、お家でリラックスしている時は心拍数が減少し、血圧も低下します。すなわち、交感神経と副交感神経が交互に働き、私たちのカラダを調整してくれているのです。
この交感神経と副交感神経の関係性が乱れた時、私たちは不調を感じます。特に、ストレスは自律神経を乱す大きな要因です。ストレスを感じると、交感神経が必要以上に働いてしまい、その結果、副交感神経の働きをも乱します。すると睡眠の質が悪くなったり、消化器の働きが低下したり、活性酸素が必要以上に作られ、疲労を感じる原因となります。このように自律神経の乱れは、私たちのカラダの不調としてさまざまな形で現れます。
(引用元)第一三共ヘルスケア
入浴は、自律神経の乱れを整えたい時に、お手軽に取り入れられる改善方法です。入浴により、自律神経を司る末梢神経が拡張し、血行が良くなり血流も改善されるため、疲れが溜まりにくくなります。さらに、自律神経の乱れを整えるためにおすすめな入浴剤は、香りのある入浴剤です。入浴中の香りは副交感神経を刺激し、さらなるリラックス効果が期待できます。ここでは、自律神経の乱れを整える時におすすめの香り豊かな入浴剤3選をご紹介します。
クナイプグーテナハトバスソルト
大人気バスソルトでお馴染みのクナイプの、グーテナハトバスソルトのご紹介です。ドイツ語で、「おやすみ」の意味を持つ「グーテナハト」と名前がついているように、就寝前のリラックスタイムにおすすめの入浴剤です。スパイシーな香りのホップとバレリアンが、心とカラダを癒してくれます。ヨーロッパで「おやすみ前のハーブ」として知られてるホップとバレリアンが配合された、クナイプグーテナハトバスソルトを使えば、入浴後の睡眠の質の向上を期待できます。クナイプのバスソルトの中でも、シェアNo.1を誇る大人気のバスソルトです。
バブナイトアロマ
不動の人気を誇る、私たちに身近な入浴剤と言えば、花王のバブです。その中でも自律神経を整えたいあなたにおすすめなのが、バブナイトアロマです。炭酸ガスが血行を促進し、カラダを温めます。さらに、アロマキャンドルを焚いているかのような、贅沢な香りに包まれたバスタイムで、心もカラダも癒しましょう。一箱に4つの香りが入っており、その日の気分に合わせて選べるのがおすすめの理由です。
バブナイトアロマ4つの香り
- ロマンティックジャスミンの香り
- スイートカモミールの香り
- ローズハーモニーの香り
- ラベンダーの香り
アーユルタイム
入浴剤でお馴染みバスクリンのアーユルタイムをご紹介します。自律神経の乱れに悩んだ時におすすめの入浴剤です。世界遺産シャークベイ(オーストラリア)の海で採れた天然海塩を配合しているバスソルトです。エッセンシャルオイルを2種類ブレンドした、6種類のバスソルトからお好みのバスソルトを選べるのが特徴です。忙しい毎日から少し離れて自分と向き合うバスタイムを過ごせます。
アーユルタイム6種類のバスソルト
- カモミールとクラリセージの香り
- ネロリとレモンの香り
- ユーカリとシダーウッドの香り
- レモングラスとベルガモットの香り
- ラベンダーとイランイランの香り
- フランキンセンスとサンダルウッドの香り
個人的に本当に効く入浴剤:冷え性におすすめ3選
数多くある入浴剤の中から、冷え症に効果的な商品を見つけるのは至難の業です。ここでは、個人的に冷え性の人に使ってもらいたい、おすすめの入浴剤をご紹介します。最もおすすめな3選から、ドラッグストアでお手軽に購入できる入浴剤、そして大人気のクナイプのおすすめ商品まで3つのカテゴリーに分けてご紹介します。
冷え性:入浴剤の最強おすすめ3選
冷え性におすすめの最強入浴剤は、重炭酸入浴剤です。重炭酸入浴剤の需要は増えており、それに比例して数多くの重炭酸入浴剤が店舗やオンラインで販売されています。冷え性に悩んでいるのなら、重炭酸入浴剤でカラダを芯から温め、冷え性を改善しましょう。ここでは、おすすめの重炭酸入浴剤3選をご紹介します。
1. 薬用BARTH
ドイツの希少な炭酸泉からヒントを得て開発されたのが、中性重炭酸入浴剤の薬用BARTHです。特徴は、今まで困難とされてきた炭酸入浴剤を中性に保つことに成功したことです。重炭酸イオンが溶け込んだお湯は、酸性に傾きやすいですが、この薬用BARTHを使用すると、お湯を中性に保ち、より多くの重炭酸イオンをお湯に溶かすことができます。また、こだわり抜かれた成分は、無香料・無着色で、小さなお子さまからお年寄りまで安心して使用できる無添加の入浴剤です。
内容量 | 30錠(10回分)90錠(30回分) |
医薬部外品 | ◯ |
2. 薬用HOT TAB WELLNESS
世界で初めて開発された、重炭酸入浴剤として知られている薬用HOT TAB WELLNESSのご紹介です。化学物質を可能な限り取り除き開発された中性重炭酸入浴剤です。また、塩素濃度の高い日本の水道水を中和する性質があり、赤ちゃんや敏感肌の方も安心して使用できるのが特徴です。人にも自然にも優しい中性重炭酸入浴剤です。ゆっくりお湯に溶ける重炭酸イオンは、24時間以上お湯に溶け込んだまま保てるため、追い焚きして翌日も同じ濃度で入浴が可能です。
内容量 | 45錠(15回分)90錠(30回分) |
医薬部外品 | ◯ |
3. リファスパタブレット
シャワーヘッドや、美顔ローラーでお馴染みのリファから、重炭酸入浴剤が販売されています。温浴効果が期待できる重炭酸入浴剤ですが、リファスパタブレットの特徴は、ヒアルロン酸とコラーゲンが配合されているため、保湿効果も期待できることです。カラダを温めながら美容効果も期待できるリファスパタブレットは、いつものバスタイムを至福な時間に変えてくれます。
内容量 | 60錠(20回分) |
医薬部外品 | ◯ |
冷え性におすすめの入浴剤:ドラッグストア編
ドラッグストアには、毎日のバスタイムに使いたいお手軽な入浴剤がたくさん取り揃えてあります。ここでは、そんなドラッグストアで購入できる、冷え性改善におすすめの入浴剤をご紹介します。数ある入浴剤の中から、特にカラダを温浴効果に特化した入浴剤を3つご紹介します。手軽に試せるので、コストは抑えて入浴剤を使用したい方におすすめです。
きき湯
バスクリンの人気商品、きき湯のご紹介です。2003年の発売以来、愛され続けている炭酸入浴剤です。6種類のラインナップから、自分の好みに合わせて選べるのが魅力的です。その中でも特に冷え性におすすめなのが、オレンジ色のパッケージ、きき湯食塩炭酸湯です。炭酸ガスと食塩が、カラダを芯から温めてくれます。
内容量 | 360g(12回分)30g(1回分) |
医薬部外品 | ◯ |
バブ薬用メディキュア
花王のバブは日常的に使っている人も多い入浴剤の一つではないでしょうか。そのバブの中でも薬用メディキュアは、高濃度炭酸ガスで温浴効果を高めてくれる、冷え性の人におすすめの入浴剤です。特にパープルのパッケージが特徴的な薬用バブメディキュアぬくもりナイトは、ラベンダーとシアーウッドの香りでリラックス効果を高めながら、カラダを温めます。冷え性の方におすすめの入浴剤です。
内容量 | 6錠 |
医薬部外品 | ◯ |
温泡
温泉成分と炭酸ガスが配合されておりカラダを温めてくれる入浴剤が、アース製薬の温泡です。ゆず、森、桃、ローズの4種類の中から自分好みの入浴剤を選べます。また、それぞれがアソートタイプになっており、1箱に4種類の香りと湯色の入浴剤が入っています。その日の気分に合わせて、カラダを温めながらバスタイムを楽しめるのでおすすめです。
内容量 | 20錠 |
医薬部外品 | ◯ |
クナイプの入浴剤、どれがおすすめ?
ドイツブランドの大人気入浴剤といえば、クナイプです。特にクナイプのバスソルトは人気です。2億5千万年前の海水から抽出した特別な岩塩を使用しており、この岩塩の結晶にエッセンシャルオイルを染み込ませることにより、香り豊かなバスソルトが可能となりました。また有害物質を含まないクナイプのバスソルトは、安心して毎日使えるので多くの人から愛されています。
選べる香りの多さは、クナイプの入浴剤の人気の理由ですが、どの香りが自分に合っているのか悩む人も多いでしょう。香りは、自分の好みで選ぶのも良いですが、それぞれの効能を参考に選ぶことをおすすめします。ここでは、7種類の香りをご紹介します。
ローズマリー&タイム
平日頑張った日にリフレッシュしたい方におすすめ。
気分を切り替え、頭もスッキリさせてくれます。
サンダルウッド
リラックスしたい方におすすめ。
日本人にも馴染みのある落ち着いた香りで心もカラダも癒してくれます。
パインの木(松の木)&モミの木
森林浴気分のバスタイムが好きな方におすすめ。
目を閉じて深呼吸すると、森の中にいるかのように感じさせてくれます。
ラベンダー
気分をリフレッシュしたい方におすすめ。
明日も頑張ろうと前向きな気持ちにしてくれます。
スミレ
お花の香りが好きな方におすすめ。
気分を晴れやかにしてくれます。
ホップ&バレリアン
疲れを癒したい方におすすめ。
「おやすみ前のハーブ」が眠りの質を高めて疲労回復を助けてくれます。
バニラ&ハニー
ストレスを感じている人におすすめ。
甘いバニラの香りが安らぎを与えてくれます。
全ての香りを試してみたい方は、トライアルセットも販売されています。まずはトライアルセットで、お気に入りも見つけるのも良いでしょう。
冷え性にはこれがおすすめ、クナイプ スパークリングタブレット
数あるクナイプの商品の中でも、特に冷え性の人におすすめしたいのが、クナイプスパークリングタブレットです。バスソルトでお馴染みのクナイプですが、重炭酸入浴剤も販売しているのをご存じですか。クナイプらしく高品質なエッセンシャルオイルを配合、重炭酸イオンでカラダを温め、アロガンオイルでお肌も潤います。香りは全部で4種類あり、4種類全てが重炭酸入浴剤です。クナイプの重炭酸入浴剤の中でも、特に冷え性の人におすすめなのが、オレンジ・リンデンバウムの香りです。柑橘系の香りの入浴剤で、寒い冬にもカラダをポカポカに温めてくれるおすすめの入浴剤です。
まとめ: 個人的に本当に効く入浴剤、冷え性対策おすすめ
一年中冷え性に悩まされている方に、おすすめしたい本当に効く入浴剤をご紹介しました。冷え症には、重炭酸入浴剤が有効です。数ある重炭酸入浴剤の中でも特に医薬部外品を選びましょう。カラダの冷えが解消できると、血流が良くなり、ぐっすり眠れることにより疲れが取れやすくなります。さらには、リラックス効果により自律神経の乱れを整えてくれるので、エッセンシャルオイルなど香りのある重炭酸入浴剤もおすすめです。毎日のバスタイムで、カラダを芯から温め、体調を整えましょう。
- 冷え性は季節を問わず多くの人が悩む症状である
- 入浴剤を使ったお風呂が冷え性改善に効果的である
- 重炭酸入浴剤が血行促進によりカラダを芯から温める
- 重炭酸イオンを含むお湯に浸かることで冷え性が改善される
- 重炭酸入浴剤は疲労回復や自律神経の乱れを整えるのにも有効である
- 香りのある入浴剤は副交感神経を刺激しリラックス効果がある
- クナイプのバスソルトは自然由来の成分で安心して使用できる
- バブナイトアロマやアーユルタイムは心身のリラックスに役立つ
- ドラッグストアで手軽に購入できる入浴剤も多数存在する
- 日常的に入浴剤を使うことで基礎体温の向上や冷え性の改善が期待できる
- 入浴方法にも工夫が必要で、38〜40℃のぬるめのお湯に長く浸かるのがおすすめである
- 入浴剤選びは、冷え性改善だけでなく、疲労回復や自律神経のバランスを考慮することが大切である
冷え性の改善はもちろん、日々の疲れを癒し、質の高いリラックスタイムを過ごすためにも、ぜひこれらの入浴剤を試してみてください。あなたのバスタイムが、より豊かで心地よいものになりますように。