毛穴を締める方法、開いた毛穴どうしたらいい？

コンシーラーやファンデーションで隠しても毛穴が気になる。毛穴が開きっぱなしでファンデーションが落ちしてしまう。そんな悩みをお持ちではないでしょうか。

ある調査では、約75％の人が毛穴の悩みを抱えているという結果が出ているほどです。（引用元：PR TIMES）そんなみんなが悩んでいる開いてしまった毛穴を引き締めて、毛穴レスなすべすべの肌をもう一度手に入れたいとは思いませんか。

当記事では、開いた毛穴を締める方法や、おすすめのプチプラアイテムをご紹介します。毛穴が気になる方、毛穴ケアにお悩みを抱えている方はぜひ参考にしてみてください。

毛穴を締める方法、開いた毛穴どうしたらいい？

開いてしまった毛穴はもう閉じないの？色々なケアをしても毛穴が閉じないと、そんな風に思ってしまいます。気になる毛穴は、鼻の周りやほっぺなど、皮脂の分泌が活発な場所に多いです。

毛穴をきちんとケアしてきめ細かい肌を手に入れれば、メイクのりが良くなるだけでなく、好印象を与えます。毛穴レスのきめ細かい肌を手に入れたいですよね。まずは、どうして毛穴が開いてしまうのかを理解しましょう。

一度開いてしまった毛穴は戻らない？毛穴は自然に閉じられますか？

結論、毛穴は開いてしまっても引き締められます。しかし、残念ながら自然に閉じることはありません。毛穴が気になるなら、毎日のスキンケアや生活習慣の見直しが重要です。開いた毛穴を放っておくと、毛穴にメイク残りや汚れが溜まってしまいます。その結果、厄介な鼻の黒ずみや角栓になってしまいます。

それではなぜ、毛穴が開いてしまうかご存じですか。毛穴開きには様々な原因があると言われています。まず一つ目の原因は、皮脂の過剰分泌です。皮脂の過剰分泌は、間違ったスキンケアが原因の場合があるので、正しいスキンケアを取り入れるのが大切です。

また二つ目の毛穴開きの原因は、日々のストレスと不摂生な生活習慣です。ストレスや不摂生な生活は皮脂の過剰分泌を引き起こす原因と言われているため、結果的に毛穴開きの原因となります。ホルモンバランスの乱れ、喫煙、また偏った食生活は毛穴に限らず肌に悪影響があるので、日常生活を振り返って改善点を見つけることをおすすめします。

いちご鼻が気になる、鼻の毛穴を引き締めたい人必見！

様々な年代の多くの女性の悩みとも言える毛穴のトラブルが、いちご鼻です。いちご鼻は、開いた毛穴に過剰に分泌された皮脂や汚れが詰まって出来ます。この詰まったものを角栓と言い、この角栓がいちご鼻の原因です。そんないちご鼻ですが、セルフケアを間違えてしまうと、良くなるどころか悪化してしまう可能性があります。

ここでは、そんな絶対に避けたい間違ったいちご鼻のセルフケアを4つご紹介します。自分がNGケアをしてしまっていないか、参考にしてみてください。

NGケア①　剥がすタイプの毛穴パックシートを使う

気になる毛穴がごっそり取れるのではと、一見効果がありそうな毛穴パックシートですが実はNGスキンケアです。残念ながら毛穴パックシートでは、毛穴の奥の汚れや角栓は取り除けません。それだけでなく、毛穴パックシートを使うと肌を過剰に刺激してしまい、傷つけてしまいます。剥がすタイプの毛穴パックシートは使わないようにしましょう。

NGケア②　角栓を指や爪で押し出す

ついつい鏡で自分の毛穴が気になり、指で角栓を押し出したことがあると言う人は多いのではないでしょうか。NGケアだと分かっていても、やってしまいがちです。指で角栓を押し出す行為は、肌を傷つけてしまう可能性がありNG行為です。

また、角栓が取れた後の開いた毛穴は、逆に余計な皮脂がさらに詰まりやすくなったり、開いた毛穴から細菌が入る可能性もあります。気になっても、絶対に指や爪で角栓を押し出すのはやめましょう。

NGケア③　過剰なピーリング

古い角質や毛穴の汚れを取り除いてくれるピーリングは、肌のターンオーバーを促すのに効果的です。ピーリング後の取れた古い角質を見て効果を実感する人も少なくないでしょう。

しかし、過剰なピーリングは、NGスキンケアの一つなので、やりすぎは気をつけたいです。過剰なピーリングにより肌を傷つけてしまい、乾燥や肌荒れの原因となりかねません。商品に表示してある使用頻度を必ず守り、必要であれば専門医に相談するのが良いでしょう。効果的なピーリングも使用頻度や使い方を間違えると、NGケアになってしまいます。

NGケア④　強くゴシゴシこする洗顔

洗顔をする時は、きめの細かい泡で優しく包み込むように洗いましょう。汚れを落としたいがために、ゴシゴシと力を入れて洗顔するのはNGスキンケアです。強くゴシゴシ洗顔してしまうと、必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥しやすくなってしまいます。乾燥は、過剰な皮脂分泌の原因なので、避けたいですよね。

また、汚れを落とすために、1日に何度も洗顔するのも避けましょう。理想は、朝と夜の1日2回の洗顔です。洗顔後は、しっかり保湿して肌の状態を整えることが大切です。

以上4つのNGスキンケアは特に避けましょう。やってはいけないスキンケアが分かったところで、次では正しいスキンケアの方法をご紹介します。

毛穴を締める方法、スキンケアと有効な成分は？

開いてしまった毛穴を締めるには、正しいスキンケアと有効成分を積極的に摂取することが効果的です。ここでは、毛穴を締める正しいスキンケアや有効成分、そして即効性がある美容皮膚科で受けられる毛穴ケアをご紹介します。

毛穴の開きが気になる方は、メイクなどで隠す前に、まずは毎日のスキンケアで毛穴をお手入れし、さらに有効成分を食生活や美容液で取り入れることをおすすめします。

開いた毛穴、引き締めスキンケアとプチプラアイテムを紹介

正しいスキンケアを知らなければ、毛穴はどんどん目立つようになり、角栓の詰まりやいちご鼻になってしまいます。また、開いてしまった毛穴から細菌が入り炎症や、肌荒れの原因になってしまう場合もあります。

まずは、毎日のスキンケアを見直して、毛穴を引き締める正しいスキンケアを行いましょう。ここでは、4つのステップに分けて毛穴引き締めスキンケアを解説します。また、おすすめのプチプラアイテムもご紹介しますので参考にしてみてください。

毛穴を引き締めるスキンケアstep１：温める

まず洗顔をする前に、スチーマーや蒸しタオルで肌を温めましょう。詰まった毛穴が開いて、毛穴の中の角栓や汚れが落としやすくなります。また、毛穴に入ってしまったメイク汚れや過剰に分泌してしまった皮脂を浮かすことが期待できます。洗顔前のこの一手間が毛穴を引き締めるためには大切なステップです。

高価なスチーマーを使うのがおすすめですが、手軽に出来る蒸しタオルやボウルに熱いお湯を入れて作る蒸気もおすすめです。ボウルに熱いお湯をためて蒸気を楽しむ場合は、お気に入りのアロマオイルを垂らして使うとリラックス効果も得られるのでおすすめです。

スチーマーに比べてお得に出来る蒸しタオルですが、専用のタオルマスクの使用がおすすめです。肌触りの良いものや、呼吸がしやすい形状のものがあります。毛穴ケアをしながら、リラックスも出来るので洗顔前には、蒸しタオルで肌を温めましょう。

おすすめの蒸しタオル用タオルマスク

毛穴を引き締めるスキンケアstep２：洗顔

しっかり肌を温めて汚れや余分な皮脂、角栓が柔らかく除去しやすくなったら、次のステップはクレンジングです。毎日私たちの肌を守るために分泌される皮脂は、過剰に分泌してしまうと毛穴開きの原因となってしまいます。そんな皮脂や、毛穴の凹凸に溜まってしまった汚れはその日の内にしっかりと洗顔で洗い落とすことが重要です。

また、ついついゴシゴシと力を入れて洗いたくなりますが、これはNGスキンケアです。洗顔料を専用ネットでしっかりと泡立て、肌を泡で包み込み優しく洗いましょう。

また、酵素入り洗顔料は毛穴が気になる方におすすめの洗顔料です。皮脂と汚れの元のタンパク質を分解する特徴をもつ酵素は、毛穴の黒ずみや角栓を洗い流すのに効果が期待できます。酵素は水と一緒になった時に最大限に効果を発揮し、同時に水には弱いので、水に触れてしまうと効果は長続きしません。

よっておすすめの酵素入り洗顔料は、パウダー状のアイテムです。しっかりと泡立てて、優しく汚れを落としましょう。

おすすめの酵素入り洗顔料

毛穴を引き締めるスキンケアstep３：冷やす

酵素入り洗顔料でしっかりと余分な皮脂や角栓、メイク汚れを落としたら、次は開いた毛穴が開きっぱなしにならないように、冷やして毛穴を引き締めましょう。洗顔後のきれいな毛穴を閉じるのが3つ目のステップです。洗顔後は、しっかりと洗顔料を落とし、同時に冷やして毛穴を閉じましょう。顔全体を冷やすイメージで、20〜30回を目安にしっかり冷やしながらすすぎます。

毛穴を引き締めるスキンケアstep４：保湿

洗顔後のすすぎでしっかりと冷やした肌の毛穴をさらに引き締めるために、次のステップでは保湿を行っていきます。保湿することにより、肌のバランスを整え、乾燥からお肌を守りましょう。乾燥は毛穴開きの原因です。また保湿は様々なお肌のトラブルを解決するために重要ですので、念入りに行いましょう。

特に、毛穴を引き締めたい時におすすめなのが、収れん化粧水です。収れん化粧水とは、肌を引き締める「収れん成分」が配合されている化粧水ですので、毛穴引き締めには最適です。

また化粧水でお肌を整えたら、美容液やクリームでしっかりと有効成分を閉じ込めましょう。毛穴を引き締めたい時に有効なのが、ビタミンC誘導体が配合された美容液です。ビタミンCは、皮脂の分泌をコントロールしたり、毛穴を引き締める効果がある成分です。洗顔後は、収れん化粧水で保湿しながら毛穴を引き締め、ビタミンC誘導体が配合された美容液でお肌を乾燥から守りましょう。

おすすめ収れん化粧水

おすすめ美容液（ビタミンC誘導体配合）

毛穴を引き締めるための正しいスキンケアを身につけて、毛穴レスの肌に近づいていきましょう。また、毛穴引き締め効果のある収れん化粧水やビタミン C誘導体が配合されたスキンケアアイテムの使用がおすすめです。

毛穴をどうやって閉じますか？毛穴を引き締める有効成分は何？

毛穴を引き締めるためには、スキンケアの他に食生活の改善も効果的です。食生活の乱れは、肌荒れの原因となるので気をつけたいですよね。ここでは、毛穴を引き締めたい人に積極的に摂取してもらいたい4つの成分をご紹介します。いつもの食事に取り入れてみてください。

ビタミンC

美容液にも配合されているビタミンCは、毛穴を引き締めたり、皮脂をコントロールする役割があります。また、コラーゲンを増やす働きがあり、シミやしわを改善する役割があります。さらに、活性酸素を抑えるので肌のダメージを防ぐことができます。食事でも、ビタミンCを積極的に摂取しましょう。

ビタミンB1

ビタミンB1は別名チアミンです。糖質の分解を促す作用があり、疲労回復に有効な成分としてよく知られています。そんなビタミンB1ですが、実は、肌荒れに効果があるのをご存じですか。肌荒れや肌のハリやツヤが気になる時は、ビタミンB1も積極的に取り入れましょう。

ビタミンB6

ビタミンB6は、肌のターンオーバーを促してくれる有効成分です。肌の新陳代謝でもあるターンオーバーは、肌を整えるためにとても重要です。ターンオーバーが乱れてしまうと、肌荒れ、ハリのない肌、肌のくすみなどに悩まされる可能性があります。

また、ターンオーバーは、毛穴ケアにも重要な役割を果たし、皮脂分泌のコントロールも助けてくれます。毛穴を引き締め、美肌を目指すならビタミンB6も積極的に摂取することをおすすめします。

ビタミンA（レチノール）

美肌効果のある成分として知られているのが、ビタミンAです。肌や粘膜に働きかけてくれる成分で、肌のターンオーバーを促してくれます。また、肌の大敵とも言える紫外線によるダメージを抑える効果もあります。紫外線は毛穴にも悪い影響を与えますので、紫外線による肌ダメージが気になる時には摂取したい成分です。

（引用元）文部科学省　食品成分データベース

毛穴を引き締める有効成分は、実際にお肌に塗って吸収する方法と、食事やサプリメントによって経口補給する方法があります。食生活は、肌のメンテナンスに重要な役割を果たします。特に、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンAを積極的に毎日の食事に取り入れて、毛穴が引き締まった美肌に近づきましょう。

開き毛穴が治った！ほっぺの毛穴をなくす方法、これなら簡単！

どれだけセルフケアを頑張っても、どうしても改善できない頑固な毛穴に悩むこともあるでしょう。そんな時は、ぜひプロの力をかりてはみませんか。

セルフケアより、時間をかけずにきちんと毛穴を引き締めたいなら美容皮膚科への相談をおすすめします。多くの施術の中から、ここでは4つの毛穴を引き締める施術をご紹介します。医療機関に行く前の予備知識として参考にしてみてください。

開き毛穴治療法１：レーザー治療

レーザー治療には、様々な種類がありますが、一般的にレーザーを使って肌のメラニン色素また、肌そのものに働きかける施術がレーザー治療です。肌再生を抑制する効果があります。また、レーザーが肌の細部、奥深くまで入り込み毛穴の悩みの原因を根本から改善することを可能にしてくれます。

開き毛穴治療法２：イオン導入

毛穴を引き締める有効成分としてご紹介したビタミンCなどの有効成分をより確実に肌の奥深くまで浸透させたい時に効果的なのが、イオン導入です。微量な電流を流してイオン化することにより、毛穴を引き締める有効成分を浸透させます。

開き毛穴治療法３：ダーマペン

ダーマペンは、毛穴治療の主要な施術法として多くの医療機関で扱われています。ダーマペンは、とても小さな穴を肌の奥深く真皮まで開けて、肌が再生しようとする力を利用し、肌のターンオーバーを促す治療法です。また同時に、肌の奥深くに直接美容成分を導入することができます。

開き毛穴治療法４：ピーリング

セルフケアでも可能なピーリングですが、毛穴を確実に引き締めたいなら美容皮膚科でピーリングの施術を受けることをおすすめします。美容皮膚科で受けられるピーリングは、肌の角質だけでなく鼻やほっぺの角栓なども取り除いてくれます。古い角質や角栓などの汚れを除去した後に、美容成分を肌の奥深くまで浸透させることにより、肌のターンオーバーを促しながら、肌を整えます。

セルフケアでは改善できない毛穴の悩みは、専門医療機関に相談しましょう。また、一度の施術では効果がでない場合は、専門医の指導に基づき継続して施術を受けることをおすすめします。

まとめ：毛穴を引き締める方法、即効性のあるものからセルフケアまでご紹介

多くの人が抱える肌の悩みは毛穴のトラブルです。間違ったスキンケアは避けつつ、正しいスキンケアの方法を身につけ、毛穴を引き締める有効成分を毎日のスキンケアや食事より摂取していきましょう。

まずは、いつものスキンケアで毛穴に詰まった汚れや角栓をしっかり取り除いて毛穴を引き締め、メイクのりの良いお肌に一歩近づきましょう。

普段のメイクで毛穴を隠したい人は必読